スレート屋根塗装

今日から屋根の塗装工程です。
住宅用化粧スレート屋根は安価で加工性もよく、耐久性も程よくあり、現在も最も普及している屋根材です。
しかしながら、スレート屋根は表面が塗装されているので、経年劣化等で定期的な再塗装が必要です。
塗装をすることによって、以下のようなメリットがあります。

【屋根塗装のメリット】
①防錆性が高まります
棟板金やトタン屋根などの錆の発生を抑えます。

② 防水性が高まる
現在の雨漏りを止める性能はありませんが、将来の雨漏りリスクが低減されます。

③屋根材が保護できる
スレートや金属部分の腐食が防止でき、屋根の葺き替え工事の可能性を低減できます。
しかしデメリットもあります。

【屋根塗装のデメリット】

①雨漏りがする
塗装方法によっては、屋根塗装が原因で雨漏りが発生することがあります。そのワケは素人の方がよく失敗する「塗りすぎ」です。また激安業者や悪徳業者も手間が掛からないため、この「塗りすぎ」をすることがあります。

②すぐに剥がれる
主に塗装前の高圧洗浄や錆落とし不足が原因ですが、その他にも屋根材とマッチしていない塗料や安い粗悪塗料を塗ったために剥がれる場合もあります。必ずスレートならスレート用の塗料を、金属屋根なら金属屋根用の塗料というように適切な塗料を選定することが大切です。

今回はスレート屋根の塗り替えに適したニッペ ファインパーフェクトベストを使用します。
下塗りには含浸性と密着性に優れたファイン浸透シーラーを使います。

シーラーが乾燥したらタスペーサーを挿入していきます。
タスペーサーについてはまた次回ご説明いたします。

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